沿 革

浄土真宗本願寺派国際センターは、1973(昭和48)年に親鸞聖人御誕生八百年、立教開宗七百五十年の記念事業の一環として建設されました。地上4階建て鉄筋コンクリート造り、屋上部分にはストゥーパを模した宝塔を備えたユニークな外観をしています。

浄土真宗本願寺派国際センター
浄土真宗本願寺派国際センター

1階には寺院活動支援部<国際伝道担当>の事務所、2階には聖典翻訳委員会の研究室や本願寺至心教堂があります。3、4階は開教使養成講座を受講する人たちの研修施設となっています。

 

国際センターの原点は1942(昭和17)年に広瀬精一師が上京区に設立した財団法人「至心会(寮)」に見ることができます。主に龍谷大学、大谷大学、京都大学の学生を入寮させ、学業の支援、指導をおこなったことに始まります。広瀬師は、広島で被爆した親鸞聖人の銅像をニューヨーク仏教会に寄贈されたことで広く知られていますが、国際伝道に対する熱意のある人でありました。この学生寮は1953(昭和28)年に「至心寺」へとなります。同時期に海外開教区からの留学生の滞在先を探していたこともあり、「至心寺」が提供されることとなりました。

 

1959(昭和34)年、「至心寺」の土地と建物が本願寺へと寄贈され、翌年、宗教法人「本願寺至心教堂」が発足します。しかし建物の老朽化を理由に1971(昭和46)年、教堂の土地建物を売却し、新たに「本願寺国際センター」を建設するための資金に充当されることになりました。

 

1973(昭和48年)年11月、現在の場所に「本願寺国際センター」が完成。「本願寺至心教堂」は同センター内2階に寺基を移し、設立時に広瀬師より御本尊・仏壇・仏具一式および、前庭の親鸞聖人像を寄進いただきました。また、1991(平成3)年、福岡の高丘セツ師からの寄付により「御本尊」、並びに「仏具一式」が新調されました。

 

2012年に名称を「国際センター」とあらため、国際伝道活動を推し進めてゆくための中心的役割を担っています。

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