海外活動拠点―ヨーロッパ

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ヨーロッパ開教の沿革

ヨーロッパにおける浄土真宗の伝道は1954年、ドイツ・ベルリンのハリー・ピーパー師が勝如上人ご執行の帰敬式を受式したところに始まる。 以来、ヨーロッパの各地で様々な形で浄土真宗のみ教えに出遇われた方がおられ、次第に念仏者のグループが形成されていった。 現在ではドイツ、スイス、イギリス、ベルギー、ポーランドの5カ国で伝道活動が展開されている。
ベルギー浄土真宗協会
ベルギー浄土真宗協会
ドイツ浄土真宗協会のお内仏
ドイツ浄土真宗協会のお内仏

ヨーロッパにおける浄土真宗の歴史は、他の地域と大きく異なっており、日本からの移民に伴った伝播ではなく、ヨーロッパの各地においてそれぞれに異なった形で浄土真宗のみ教えに出遇われた方々の手によって伝道活動が進められてきた。

その始まりは、1950年代前半、ドイツ・ベルリン在住のハリー・ピーパー師が、『歎異抄』に出遇い、その内容に魅了されたところにある。1954(昭和29)年11月、勝如上人がヨーロッパ歴訪の際に帰敬式を行い、ピーパー師が受式。ヨーロッパにおける浄土真宗信徒の第1号となった。

ドイツのピーパー氏に始まり、スイス、オーストリア、イギリス、ベルギーなど、各地にて浄土真宗のみ教えに出遇われた方々が存在し、それぞれに活動を行っていた。このような経緯の中、1980(昭和55)年、ベルギー・アントワープにて勝如上人ご夫妻ご臨席のもと、第1回ヨーロッパ真宗会議が開催された。この会議の趣旨は、ヨーロッパ各国で独自に活動をしていたグループが一堂に会し、相互の親睦を深めると共に、各地の現状について情報交換を行い、将来への展望を語り合う事を目的としており、ヨーロッパの真宗伝道史上、画期的な出来事であった。以来、主催を各グループで持ちまわりながら2年に1度開催されている。

ドイツ浄土真宗協会
ドイツ浄土真宗協会
研修会での一コマ
研修会での一コマ

海外活動拠点マップ

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