外国人得度習礼が実施されました

本願寺西山別院内の得度習礼所において外国人得度習礼が実施され、20名の外国人の習礼生が得度式を受式されました。

 

7月6日より7月16日までの期間、本願寺西山別院内の得度習礼所において外国人得度習礼が実施されました。この度は、4つの国と地域(北米開教区10名、カナダ開教区3名、台湾開教地3名、ヨーロッパ開教地区4名)より合計20名の習礼生が得度式を受式されました。

 

得度式では、日本人の習礼生とともに声をそろえて日本語で三帰依文、領解文を唱和し、ご門主様より剃刀(おかみそり)をいただき、浄土真宗本願寺派の僧侶となられました。
習礼を終えられた習礼生に対し「僧侶の役割について」と尋ねてみると、
「習礼を通して、僧侶とは、袈裟を身に着けていないときも常に僧侶であり、いつでも阿弥陀さまのみ教えを伝え広めていく使命を担っているということを学んだ」
「僧侶としてお寺の活動を活発化していくためには、メンバーと共に協力し合いながら進めていくことが大切である」
「僧侶の役割は国や地域が違っても変わることはないが、文化や環境が違うと、具体的な活動内容はその地域に合わせ、少しずつ変化させる必要がある」
との声が寄せられました。

 

受式者の内数名は、今後、外国人教師教修を修了の後、開教使を目指されます。外国人得度習礼・教師教修とは、外国籍の方、もしくは永住の目的をもって日本国外に移住されている日本人の方を対象として実施しています。

 

北米開教区
カナダ開教区
台湾開教地
ヨーロッパ開教地区

 

 

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